水戸市で「川床」が楽しめる!?【楽しい千波湖の限定イベント】
夏の風物詩として、川の上に設置された床の上で涼みながら料理を楽しむことができ、関西でよく知られる、「川床」(かわどこ)というものがありますね。 「川床」というと京都が有名ですが、水辺で料理を楽しめるイベントは茨城県内でも催されています。
最近、水戸市の中心部にある千波湖(せんばこ)では、デッキ上で水辺の涼を楽しむことのできるイベントが期間限定で開かれ注目を集めています。千波湖はもちろん川ではないのですが、川床の雰囲気を味わう事ができる催しが話題です。 先日行われたイベントは、水戸市内の7つの店舗がコース料理を提供するもので、美味しいお料理と夜景を楽しみたいお客さんで賑わいました。
去年行われた同様のイベントが好評だったため、今年は席数を二倍にしたそうですが、それでも予約でいっぱいになったそうです。 湖畔の心地よい風に吹かれ、千波湖と対岸の夜景をゆったりと眺めながら、ゆっくり美味しいお料理やお酒を頂いて贅沢な時間が過ごせそうですね。 この特設の川床では、今回のように予約制のコース料理を楽しむイベントだけでなく、もっとカジュアルなカフェスタイルのイベントも企画されています。こちらの期間限定のイベントのほうは、ハンバーガーなどの軽食や、地元産のワインと日本酒などのお酒も楽しめるそうですよ。予約もいらないそうです。 ここでせっかくですので、千波湖について簡単にご紹介します。
千波湖は那珂川水系で、厳密には「沼」に分類されるそうです。近くにあった水戸城の南側の外堀の一部としても機能していたといわれています。 周囲は3キロほどで、きれいに整備されているので、ジョギング、ウォーキング、お散歩を楽しみたい人達に人気です。近くに茨城県近代美術館、茨城県立県民文化センター、カフェ、子供が遊べる公園、白鳥などのボートもあり、レジャーやデートにも人気のスポットになっています。
無料と有料の駐車場がまわりに点在し水戸駅も近いので、皆さんが訪れやすい環境だと思います。日本三大庭園とされる偕楽園は隣接していますので、梅の季節などはさらに便利な臨時駅が期間限定で利用できます。 歴史や刀剣ファンの皆さんのおかげで今ひそかに盛り上がっている水戸市。この季節は、新しい夏の風物詩にも注目です!