水戸藩にまつわる薬草が楽しめる!【水戸市植物公園】
自然あふれる茨城県は、広い公園や植物園が充実しています。
今回は、水戸藩の本草学者・佐藤中陵(さとうちゅうりょう)にまつわる薬草なども観賞できる『水戸市植物公園』をご紹介します!
園内では、春はイングリッシュローズやシャクヤク、夏はスイレンやギボウシ、秋は秋咲きサルビアやコルチカム、冬はクリスマスローズや球根ベゴニアなどなど、数多くの植物を楽しむことができます。
水戸市植物公園は見所がたくさんあります。
入り口を入ってすぐのオーバーブリッジとテラスガーデンは季節の花で彩られ、芝生園では季節ごとのイベントが開催されます。
植物館では、年間を通して植物をテーマにした展示会や講座が行われていますし、観賞大温室では熱帯植物を観賞できます。食虫植物も見られます。 養命酒薬用ハーブ園は季節のハーブや薬草が見られます。ここは江戸時代の水戸藩にまつわる薬草エリアとハーブガーデンエリアに分かれています。
水戸藩と関係のある薬草30種類ほどが栽培され、水戸藩の本草学者・佐藤中陵にちなむ薬草も楽しむことができます。
本草学(ほんぞうがく)は、自然界の産物を研究した江戸時代の学問なのだそうです。
水戸藩の藩校・弘道館(こうどうかん)の医学館の薬園では薬草を栽培したり薬の製造をしたそうです。
佐藤中陵は江戸の生まれですが、若い頃から薩摩藩、白河藩、米沢藩、会津藩などに招かれ、39歳の時に水戸藩に仕えました。 中陵は「山海庶品」(せんがいしょぼん)の編纂をはじめ、たくさんの著作を残しました。
草木の正しい知識を広め、正しく処方できる医師を育てることが庶民の安定した暮らしと国の繁栄につながるとの信念を持っていたそうです。
水戸市植物公園は入園料もリーズナブルですので、機会があったらぜひ訪れてみてくださいね!
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