
- 2018年2月27日
茨城県の温泉地【ほし芋のふるさと】
全国に多くの有名な温泉地がありますが、茨城県にも知る人ぞ知る温泉地があります。今回はほしいもの産地、茨城県の温泉地をご紹介したいと思います。
【大子町】
日本三名瀑の一つに数えられる「袋田の滝」や「りんご狩り」などで人気の茨城県大子町は、美人をつくる湯として知られる「大子温泉」を始め「袋田温泉」、「湯沢温泉」を擁する温泉地でもあります。大子町には入浴施設や温泉を売りにした宿泊施設が多数あります。シーズン中は、名産の「りんご風呂」が楽しめる施設もあります。 【北茨城】
著名な思想家、文人の岡倉天心は、現在の北茨城市の五浦海岸を大変気に入り、活動拠点をつくりました。この北茨城市は、山海の自然豊かな土地で、温泉施設や温泉宿が豊富です。あんこう料理、自然薯、どぶろくなどの特産品もぜひ召し上がってみて下さい。穴場の温泉を見つけるのも楽しいと思います。 【大洗町】
サーファーや海水浴客に人気の海水浴大洗サンビーチ海水浴場や、アクアワールド・大洗(水族館)、大洗磯前神社、ガールズ&パンツァーで人気の大洗町にも温泉があります。日帰り温泉もありますので、大

- 2018年2月20日
干し芋とツートップ?【あんこう鍋のお話】
以前から「西のふぐ鍋、東のあんこう鍋」などと言われ、関東の冬の風物詩として親しまれてきたあんこう鍋。
海に面している茨城県は、まさに本場です。ひたちなか市や大洗町でも美味しいあんこう鍋が食べられます。
今回は「あんこう」と「あんこう鍋」について、ご紹介したいと思います。
食用のあんこうは、「キアンコウ」と「クツアンコウ」の2種類で、より美味しいとされるキアンコウの主にメスが、あんこう鍋に適しているそうです。肝臓が大きくなる寒い時期(11月~2月ごろ)が旬です。
漢字は「鮟鱇」、英語ではアングラーフィッシュ(Angler fish)という名前だそうです。 これまでの慣習では、主に関東を中心に消費されてきたキアンコウですが、徐々に日本海側でも食べられるようになって来たようですね。
ひたちなか市や大洗の海沿いには、あんこう鍋の看板を掲げたお食事処やホテルが沢山あります。
一口にあんこう鍋と言っても、醤油味や味噌味など、お店によって味は違います。ですから、自分好みのお店を見つけることが肝要です。
また、水を使わず、あんこうと野菜などの素

- 2018年2月13日
干し芋の名前のあれこれ
現在では、「干しいも」という名称は一般的になりましたが、茨城県の生産地周辺では、元々は「乾燥いも」または、「カンソイモ」という名称が長年親しまれてきたものです。
今回は、「干しいも」の名前のあれこれについて書いてみたいと思います。
あまり知られいないようですが、干しいもの正式名称は「甘藷蒸切干」(かんしょむしきりぼし)です。
また、昔から干しいもは、製造行程の多少の違いはあれど、日本国内のあちこちで作られ、名前も様々です。今ではおおむね「干しいも」で通るかと思いますが、各地域の一部に昔から伝わるいろいろな名前をご紹介してみます。 干しいも発祥の地とされる静岡県では「切干し」「ほし」などの名前。山梨県や宮城県では、「きっぽし」と呼ばれることがあるようです。また、京都府は「いもするめ」、三重県は「きんこいも」、徳島県のほうでは「いでぼし」、熊本県では「蒸しこっぱ」、長崎県は「ゆでかんころ」などの間違って名前があります。 余談ですが、毎年ひたちなか市で開催される「勝田全国マラソン」で配られるのは、「完走いも」です。
ちょっと海外に目を向けて

- 2018年2月6日
干しいものふるさと『ひたちなか市』
「干しいも」のふるさと・ひたちなか市には、大人気のスポットから、あまり知られていない穴場スポットまで色々とございます。
今回はそんなひたちなか市の素敵なスポットを少しだけご紹介したいと思います。
【那珂湊おさかな市場】
こちらの市場は、各社のバスツアーにも採用され、人気の観光市場として県内外から毎年沢山の人達が訪れます。
お寿司や海鮮丼を始めとして、その日の朝に水揚げされる新鮮な海鮮料理がリーズナブルに楽しめ、港町らしいお店が並んでいます。
駐車場がありますので、車でもアクセス可能です。ただし、週末やゴールデンウィーク、年末などは、道路が大変込み合うことがあります。 【虎塚古墳】(とらづかこふん)
ひたちなか市内にある前方後円墳「虎塚古墳」は、7世紀前半ごろにつくられたとされます。
昭和48年に発掘が開始された後、内部に保存状態の良い壁画が見つかりました。男性の遺骸の一部や副葬品も出土しました。
虎塚古墳内部の壁画は、春と秋に一般公開されます。詳しい予定は、公式ホームページなどで確認ができます。(中止になる年もあります。)壁画の公